小6算数 円の面積

小6は学校で円の面積をやっています。円周や円の面積は3.14を使うので計算が大変です。けれども、ちょっと工夫すると計算が楽になります。

 ①4×3.14などの筆算をやるときは、3.14を上に書く方が下に書くよりやりやすい

     例)  3・14       

         × 4

 ②半径4センチの半円の面積を求めるとき

   4×4×3.14÷2を左から順にやるのではなく

   4×4×3.14÷2=16×3.14÷2=16÷2×3.14=8×3・14として16÷2を先にやる

 

 ③少し高度ですが、半径6センチ円の面積から半径3センチの円の面積を引くとき

   6×6×3.14-3×3×3.14を左から順にやるのではなく

   6×6×3.14-3×3×3.14=(6×6-3×3)×3.14=25×3.14とやると計算が楽で

   す。複雑な問題ではこのやり方がかなり有効です。 中学受験生はぜひマスターし

   てください。

 

③は慣れないとできないかもしれませんが、①②ならすぐにできるでしょう。

   

算数は「リズムよく解く」がコツです。問題を解いているうちに頭が混乱するようなやり方はお薦めしません。算数は問題を解き進めているうちに「どんどん答えが見えてくるような感じ」が大切です。逆に問題を解いているうちに頭の中がどんどん混乱していくとしたら、それは解き方・考え方が良くないという場合が多いです。