中学受験には親の協力が重要だ。家庭で父親が子供に勉強を教えることもよくある。そのため、親の方もつい熱くなってしまう。「うちの子がこんなに勉強できるなんて!将来は東大か医学部へ進ませよう」などと喜んでみたり、「こんな簡単な問題が解けないのか、うちの子は頭が相当頭が悪いのか」などと落ち込んでみたり、といろいろだろう。時には中学受験のことで夫婦喧嘩なんていうこともあるだろう。
そんな時に、お薦めの本がある。
『中学受験の失敗学』(瀬川松子)
である。長年受験に携わってきた私の経験からも「なるほど、その通り」と納得できることが多く書かれている。本書は、受験産業の言いなりならずに、冷静に中学受験や我が子のことを見つめ直してみる良い機会になるかもしれない。
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