大手塾に通いながら成績が上がらない生徒のご父母が、夏期講習を前にして、「このままで良いのか」という悩むのが今の時期だ。5月から6月にかけて、そういったご父母からの相談をいただくことが多い。
私のアドバイスは決まっている「基本に絞って集中する」だ。詳しく書くといろいろと差し障りがあるので、簡単に書くが要は「選択と集中」ということだ(教科によって勉強の仕方は異なるが)。
先日、数年前に埼玉県内に進出してきた大手塾の先生が言っていた。「塾の教材を消化しきれない生徒が多く、授業では生徒のレベルに合わせて問題を選んで解かせているが、それにしても生徒に解かせられない問題が多くて、非常にやりにくい。ただ、それでも埼玉県内のほとんどの中学(明の星、立教新座を除く)に合格しているし、都内の中堅校にも合格している。」
夏休みは中学受験生が勉強の修正を図る絶好の機会である。少し立ち止まって冷静に考えてみるのも悪くない。
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