昨日、北辰テストの塾対象説明会に出席。9月からの変更点についていろいろ説明を受けた。
北辰テストが埼玉の公立入試問題に即していないことについてはこのブログに書いたり父母面談でも何度も話をさせていただいた。
今回の改革は
①出題内容を極力埼玉公立入試に近づける・・・国語作文、英作文、証明問題を毎回
出題する。記述問題を大幅に増やす。
②問題数を入試問題と同じにする(数学は1問多くする)
③試験時間を本番入試と同じにする(試験終了時間が従来より遅くなる)
④コンピュータ採点によるデータ処理の緻密化・・・全ての問題について全受験生の
正答率などをデータとして表示する。
この改革を進めたの理由として「定期試験、北辰テスト、入試のための勉強、と3つの勉強をさせるのは受験生にとって負担が大きすぎる。北辰テストの勉強が埼玉公立入試の勉強となるようにして、受験生の負担を軽減したい。」といったお話があった。私が長い間考えていたこと(強く希望していたこと)と全く同じであり、今回の改革をとてもうれしく思っている。
これで塾の中3のカリキュラムを埼玉公立入試をより重視したものにできる。早くから、作文や記述r対策に取り組むことができる。埼玉公立入試で差がつく問題は決まっているので、それに向けたトレーニングをじっくりできる。
ただ、記述問題が増えると短期間での成績アップが難しくなるかも・・・。この点はじっくりと方策を考えよう。
成績データの改革は受験生、保護者にかなり有益で、おそらく初めて成績表をみたら驚くのではないだろうか。かなり優れたものになったと思う。「自分はどの問題を解けなければ志望校に合格できないのか」を把握でき、テスト直しもやりやすくなる。
あとは、充分に吟味された良問の出題を願うのみ。
コメントをお書きください